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Talk about Theme of Melancholic Matilda from Sakamoto


いよいよ発売しました。ELEKIBASSの4枚目のフルアルバム。全17曲ですよ、いやーいつでもリリースは感慨深い。今回は関わってもらった人たちを順に紹介させていただきたいと思います。いや紹介させてください。このアルバムが何人の人に届いているかわからないし、そんな派手なプロモーションをしているわけでもないし、音楽的にも最先端ではないし、なんかカッコ悪いけど「いなたい」ポップスであることの自覚は多分にあるので、ここにたどり着いた人がいるならば、その人にはせめてこの作品に関わった人たちを紹介したいと思い、ここに記しました。

 

4DG1T1Ko-141x125.5x8mmポケットあり.ai-2.ps

ELEKIBASS
“Theme of Melancholic Matilda”
m1 se
m2 Yeah Yeah Yeah
m3 Don’t Stop Believe in Music
m4星降る夜にきらめいて(STAR LIGHT)
m5 Garden Party
m6 Mayinside
m7 Roller Coster
m8 Good Morning Blues
m9 Cecilia
m10 自警団(Preservation Society)
m11 se2
m12 Behind Her Parasol
m13 Weekday
m14 Theme of Melancholic
m15 Where are you in your tomorrows party
m16 Who do you love
m17 Waikiki Rhythm
WAKRD-060
値段:2000yen
発売日:2016/11/09  流通:Bridge

まずはメンバーの片割れ亀田JP、彼は大学時代からの付き合いで、同じレコード屋に通い、オススメのレコードを貸し借りした仲、ってか今でも一緒に住んでおります。海外のツアーも全部もちろん一緒で、そのマイペースなキャラクターぶりに、アメリカ人もメロメロ(実際、結構ライブ終わった後に、あのギタリストはどこだ?とか言って女の子が探しに来たりもありました笑)そんな亀田君、何気に演奏している量はそんなにないんだけど、本当にピリッとしたフレーズや存在感を残してくれています。

そして

河合基嗣(NERO)さん、彼はほとんどのアレンジや演奏やエンジニアやマスタリングまでもやってくれています。ミュージシャンとして本当に尊敬しているんですが、もともとはバンドマンでNEROというバンドのボーカルで、対バンで知り合ってから、カセットMTRの使いかたを相談に行ったところから仲良くなって、共に英詩バンドの苦悩を語り合った仲です。そこから機材を本当に一から少しづつ揃えていっている姿を見て、なんか本当に尊敬しておりますw。河合さんはライブには登場しませんが、第3のメンバーだと思っています。

そして

三沢マサノリ(LikeThisParade)さん、もともと Bonjourというバンドをやっていて、ソロでLike This Paradeというソロユニットをやっていて、僕のソロユニット「オカネモンプピー」とスプリット7インチをリリースしたりしているんですが、何よりも本当にマイペースな音楽マニア、知識の量はもちろんなこと、インディスピリッツに対しての理解がとても深くて、ローファイにも造形が深く、ELEKIBASSのよき理解者であり、演奏者なのです。ピアノのプレイは”上手い下手”でなく、”解ってる、解ってない”のセンスが素晴らしく、本当にお世話になっています。

そして

菅田ノリユキさん、一番初めはチキサウンズという最高にかっこいいバンドで知り合いまして、その時のストイックなドラムプレイ&楽しそうにプレイする姿が印象的で、JAZZに造形が深い人だったので、そんなにELEKIBASSで一緒に演奏することになるとは思っていなかったんですが、やってみたら、見事に菅田さんの音楽雑食楽しむ魂に反応して、僕らもそして菅田さんも面白くなり(きっと、多分w)、今もサポートを続けてもらっています。BPMやドラムの音量を、歌を無視してドカドカ行く様は三国志の呂布のごとし、でもロックの正義はそこにあると感じています笑

そして

高宮ヒロシ、彼も菅田さんと同じく、知り合いのバンド経由にて参加してもらったのですが、若いのに、初めて会った時にはフレットベースしか持っていない、ませたプレイヤーで、ビートルズやキンクス、ビーチボーイズを知らずにELEKIBASSをサポートしだした強者w。ベースの腕と演奏に対するストイックな姿勢は後輩ながら尊敬に値する、本当に最高なプレイヤーです。前出の三国志になぞらえるならば、馬超!まさにクール&ホット、今回は菅田さんとのリズム隊コンビでレコーディング数曲参加してもらっています。

そして

仲本コウイチロウさんとスズちゃん、前述の Bonjourというバンドの管楽器隊で、対バン以来、仲良くさせてもらっている2人、共に管楽器マナーを良く理解していて、仲本さんは今現在はWack Wack Rhythm Bandの管楽器をやっていたり、スズチャンはバークリー音楽学校に通っていたりと、音楽人生を共に楽しんでいる2人、ライブは最近は不参加ですが、レコーディングはバッチリ参加してもらっております。

そして

何と言っても今回、ロバートシュナイダー(The apples in stereo)とジェイソンネスミス(Casper&theCookies)の2人の協力も大きく、アメリカツアーの賜物で、実際洋楽好きの自分が、アメリカのミュージシャンと仲良く作品を作れたというのは本当に大きな出来事でした。ロバートには曲の提供を(*m5 Garden Party)、ジェイソンには歌詞(*m12 Behind Her Parasol)とドラム&録音(*m17 Waikiki Rhythm)で参加してもらっています。

そして

徳永憲さん、まずは自分が18の時から聴いているシンガーソングライターで声も曲も歌詞も大好きなミュージシャンなんですが、ELEKIBASSの日本語曲の作詞を共作にてやってもらっています。今回もほとんどの日本詞は共作です、僕の軽くて意味のない歌詞をわかってくれる先輩ミュージシャンです。

そして

森脇千恵子さん、彼女はジャケットからアー写のデザインまで、ここ最近のELEKIBASSのアート面を担ってくれていて、いろんな無茶振りにも丁寧に答えてくれていて、僕は彼女のセンスが大好きです。福岡在住のため、なかなか細かい連絡取れなくて、メールで投げっぱなしでごめんなさいねw

そして

奥田くん、今回m7 Roller CosterのMVを撮ってもらいました。若いのに音楽知ってて、きっと年齢独特な葛藤や憤りを持っていて大変なんだろうな(*ってかみんな通る青春のアレ)と思いますが、共に一つの作品に世代を超えて関われたのは面白いと思っていて、彼が今後の作品作りが広がる一つのきっかけになったら嬉しいな〜なんて上から目線で偉そうに思っています。まあ本当に年上なんで、許してください。

そして

田中UJ(サックス)、並木ちゃん(トロンボーン)、有里ちゃん(クラリネット)、植木くん(鍵盤)は今回のレコーディングには参加していないけど、このアルバムの曲を含む最近のライブを支えてくれるよきミュージシャン達、一人一人物語があるけど、ここではまとめて、これからも宜しくお願いします笑。

そして

遠藤さん(LSD)、江口さん(Stereo Fabrication of Youth)、今回レコーディングのスタジオは江口さんのスタジオを使わせてもらいました。録音は遠藤さんに、バンドの重たい系の録音はスタジオでやり、上物や軽いリズム系は河合さんと録音という半分スタジオ、半分宅録、スタイルでお送りしております。僕の中で、スタジオがっつりも重くて、宅録だけも、なんか軽くて、ちょうど間の感じが好きなのです。しかし、江口さんの音楽にまっすぐな姿勢や、遠藤さんのこちらの音楽に理解を示してくれる人がらとか、いつも助けられております。ありがとうございます。

そして

今回インタビュー

のライターさんがOTOTY鶯巣大介さん(インタビュー)/CINRA山元さん(インタビュー)/ミュージックマガジン土佐有明さん(11月号掲載)/mikiki松永さん(まだ未公開)、だったのですが、それぞれのライターさんの信念みたいなものを感じております。っていうと大げさかもしれないけど、昔は「音を作っていない人に音楽の何がわかるんだ?」、とか生意気に思っていましたが、今は音楽にはいろんな接し方があり、愛し方があるんだな〜なんて思ってまして、ライターさんそれぞれの視点で感想もらえるのは嬉しいことだなーとか思ったり。そんな中でも、アルバム解説的な文章を書いてもらったウチタカヒデ(音楽研究家/WebVANDA,アルバムレビューはこちらさんには大感謝しております。

そして

配信の会社ライツスケール皆川さん(Apple musicでも聴けます)、アプリの会社キゲキ本田さん(“Theme of Melancholic Matilda”と1st EPと2nd EPの計44曲入り(960円)でリリースされたアプリ『ELEKIBASS RECORDER』DLはこちら)にも、お世話になりました。CDというものが売れない世の中になりつつあるところ、配信を少しでも面白く、というところできちんと話せてリリースできたのは、それぞれの担当者の方の誠意だと思っております。

こうやってやっと完成して、誰かの耳に届くのですが、少しは届いているのでしょうか?今じゃなくてもいい、数年後、数十年後に誰かの耳にきちんと届いて、これはこれ、こういう音楽もあるんだな〜なんつーて楽しんでもらえたらなーとか思います。まあ、しかし、50年後とか言わずに、生きてライブやっているうちに聴いてもらって、どうせならライブも遊びに来て下さいな

まだまだ次作も作りますけれども、まずはこのアルバム、ぜひ通して聴いてくれたら嬉しいです

ELEKIBASS サカモトヨウイチ

 

自警団(Preservation Society)- ELEKIBASS-

Roller Coster-ELEKIBASS- 撮影編集:奥田 侑史

 

 

<PICK UP LIVE>詳細はこちら

2016.11.24. thu 渋谷TSUTAYA O-nest “Eggs × CINRA presents「exPoP!!!!! volume91」”

2016.12.24.sat 大阪Conpass “Love sofa x’mas SP”

2017.1.9.月・祝 アンスティチュ・フランセ東京 「WaikikiRecord NewYear’s HomeParty」”

他のMVこちら

Don’t Stop Believe in Music -ELEKIBASS-撮影編集:サカモトヨウイチ

GardenParty – Elekibass 撮影編集:サカモトヨウイチ

GardenParty – Elekibass from sakamoto on Vimeo.

Weekday – ELEKIBASS feat.THE HOT CHOCOLATIER 撮影編集:サカモトヨウイチ

Weekday – ELEKIBASS feat.THE HOT CHOCOLATIER from sakamoto on Vimeo.

Elekibass – 星降る夜にきらめいて(STARLIGHT) 撮影編集:市田有記

Elekibass – 星降る夜にきらめいて(STARLIGHT) from sakamoto on Vimeo.

2016-11-11 | Posted in NEWS & BLOG | No Comments »

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